フィラデルフィア・エクスペリメント
フィラデルフィア実験を知っていますか?
1943年のアメリカ、ペンシルヴァニア州のフィラデルフィアで行われた戦時中の実験で、駆逐艦エルドリッジに起こった出来事です。
船の建造にはどうしても電気溶接すると船体が磁気を帯びてしまい、その磁波を利用した探知機や機雷を回避する為、消磁する実験を行っていました。
大きなコイルを船体に巻き付けて大量の電流を流すことで、電流が磁場を生み相殺する、しかし駆逐艦とはいえおよそ全長100メートルもある船体にコイルを巻くにはコストもかかり重量も増してしまう、アメリカ海軍がもっと効率のいい方法はないかということで、ニコラ・テスラのコイルに注目しました。
これはFGOのテスラさん。つい最近第4特異点を終えたとこでとても来てほしいです。
高周波の大きなエネルギーで船体を一気に消磁する狙いで利用、一方テスラは人を乗せる軍艦に対し人体に悪影響だと訴えたのですが軍部は無視、この計画から身を引いた後テスラは1943年の1月7日にニューヨーカーホテルで死亡していて、死体搬送後FBIが部屋を物色、軍事兵器の資料を没収したとかなんとか・・・死因は冠動脈血栓症とのことですが薬でも引き起こすことは可能なんですよね、話が脱線してるので言いませんけど
フィラデルフィア実験に使われたコイルは3基、1基なら正常に可動可能なコイルも複数起動となると不安定になり、共鳴現象を起こし高周波をまき散らしてしまう。
そのまき散らしてしまう高周波が要因なのかは不明ですが、実験の日エルドリッジに起きた出来事は奇怪で、まず実験が開始されると船体は緑のモヤに包まれステルス状態に、そしてフィラデルフィアからノーポートへテレポートし、またフィラデルフィアへ戻ってきたそうです(プラズマを利用した亜空間移動)
消磁実験が消失実験という話が大きくなってしまった噂ともありますが、船内では人が燃えたり爆発したり、甲板に人体の半分が融合してしまったり、とても視覚的に大変なことになっていたようです。これに関しては電子レンジに卵を入れた時や、カナダの民間発明家のハチソンが見つけた高周波による反動浮遊や金属の湾曲融合等から想像すると実験を隠ぺいもするかなって思いますね。
知りたい方はどうぞ↓
フィラデルフィア実験についてはここまで。
実はこの実験に関してアメリカ海軍は否定しています。
しかしこの実験を見物していた証人からの手紙とエルドリッジの航海日誌に不自然な空白があったため、2人の著者が調査し1979年に発表、そして1984年には著書と同タイトルのこの映画が上映されたのでした。
つまりこの映画がそう。
同人誌のネタにするために観てみることにしましたw
流石80年代映画とあって合成技術にウワーッとなります。
内容も特に堀り下げもせず、エルドリッジの乗船員が未来に行ってしまい、恋人ができたものの、ワームホールが開きっぱなしだから自分は過去に帰るけど未来で待ってて!みたいな。
2の方は円盤化されておらず、VHSのみ。
今視聴するとしたらなんとyoutubeで観れるようです。
スゴイネー、おうちに居ながらすぐ見れちゃうテスラもびっくり。
これ以上の感想もないのでいつもならおしまいにするところなのですが、
ディアトロフ・インシデントを観ましてこちらにもフィラデルフィア実験の話が!
えーソレ知ってる~みたいな気持ち。
それゼミで習ったとこだ!っていう某ベ〇ッセのアレみたいになっちゃう。
ディアトロフは一応ミステリー作品でディアトロフ峠事件という未解決事件を題材にした映画でした。どのみち記事が長くなってしまうのでタイトル分けますね。
あともう一つSCP財団を知っていますか。
特に説明はしませんが結構SCP案件なのであるんじゃないかと調べたらありましたw
さすが財団。保護してるゥ。オブジェクトクラスEuclidかよ・・・
でもこちらはSCP-595が収容された隠れ蓑にエルドリッジの名を挙げていると書いてるのでうまいなって思いました。
虚言妄想のなかに真実が混ざる、オカルト話はそういうところがいいですよね。
妄信的にならぬようご用心。